市原から世界を変える!持続可能な開発目標「SDGs」への取り組み

最近、毎日のようにニュースやメディアで取り上げられている「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」。

SDGsとは、国連のサミットで定められた「持続可能な開発目標」のこと。貧困や環境問題、経済成長、ジェンダーなどさまざまな課題に対し、地球上の「誰ひとり取り残さない」ことを目標に世界一丸となって取り組もうというものです。

これは、政府や大企業など限られた人たちだけのミッションではありません。私たち一人ひとりが日ごろから意識し、できることから取り組んでいくことが不可欠です。

生塩工業でも、SDGsに向けた取り組みを始めました。今回はそのうちのひとつをご紹介します。


「SDGs寄付型私募債」を発行しました


SDGsを意識した企業活動は、今やすべての企業に求められています。これまでの社会貢献と異なるのは、事業で得た利益を社会貢献にあてるのではなく、本業そのもので地球の持続可能性に貢献していくということ。

当社では、京葉銀行が取り扱う「SDGs寄付型私募債(しぼさい)」を発行することにしました。私募債…、ちょっと聞き慣れない言葉ですよね。

私募債とは、資金調達の一種。一般の投資家を幅広く募集して発行する「公募債」に対し、少人数の投資家や金融機関が直接引き受ける社債のことをいいます。

「SDGs寄付型私募債」は、社債を発行するときに金融機関に支払う手数料の一部を、SDGs達成に取り組む法人や団体に寄付することができるという制度。つまり、本業を推進・拡大するための資金調達を通じて、SDGs達成に貢献することができるのです。


当社は、私募債を発行するための条件を

すべてクリア!


私募債は、どんな企業でも発行できるわけではありません。「適債基準」と呼ばれる条件を満たす、財務体質の健全な優良企業に限られます。

【適債基準】
●純資産額
●純資産比率
●純資産倍率
●使用総資本事業利益率
●インタレスト・カバレッジ・レシオ

当社はこの基準をすべてクリアしている、中小企業のなかでも数少ない企業。

寄付先は、医療・福祉施設、学校、地方公共団体、公益的な活動をおこなう法人団体などから、発行企業が選定することができます。

今後は寄付先についてのお話や、SDGsに関するそのほかの取り組みについても順次ご報告できればと思っています。

市原から世界を変える。
大げさかもしれませんが、地道な一歩が世界を変える力になると信じています。
これからもぜひ私たちの活動にご注目ください。